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執筆者の写真thewest

ちょっとでもっと楽しむ〜フィンの話〜


サーフボードのフィンを変えると、一見するとちょっとのことでも実際乗ると大きく変わります。動かなくしてその分ドライブするターンを手に入れたり(直線的な動きはカーブに対する抵抗→動かせればドライブを生む)ってのは、ターンtoターンを楽しめるようになってくると、それはつまりライディング全てに影響してくるんです。

「ついてれば一緒でしょ」

と思ってる方はどうぞそのまま。笑

「試してみてもいいけど、自分にわかるかな?」

または「もっと深まりたい!」

という方はすぐにTHEWESTまで!一緒に深みにはまりましょう笑

なんとなく変えてもなんとなくしかわからなかったことも、

いろいろ聞いた上で替えてみれば、「あ、なるほどね!」とどっぷりいけますよ!

THEWESTのフィンラインナップ


「フィンを買うならTHEWEST!!」と売り出してるので品数なるべく揃えていろいろ応えれるよう気張ってます。 フィンを選ぶ要素は大きく分けて

1.HEIGHT 高さのことを指します。長いボードには長いフィンが一般的ですが、これだけで考えてしまうのではつまらなくなります。(難しく深いのを楽しみましょう!笑)

2.BASE 底辺の長さです。固定されているのでしなることはなく常に水に対して抵抗を生む場所で、ベーシックにボードに影響していると考えています。ホールド感を強く重たいターンにしたいならここを広げるのが近道です。

3.AREA 面積です。もちろんこれが広いほど抵抗を生むので直進性が増します。1番基本となる数値で、体重やパワーと比例していると思います。

4.RAKE フィンの底辺後方からどれだけか先っちょが飛び出してるかを表してます。HEIGHTも合わせて長いほどドライブしたターンになり、短いとクイックなターンになります。基本的にフェイスが広い波ではRAKE/HEIGHTのあるフィンの方が長いターンが出来て調子よく、逆にフェイスの狭い波ではこれらがあるとレスポンスが遅くなりトップターンが入れづらいです。

5.FLEX(Material) 柔らかさです。がこれは反発とイコールにならないので同じように柔らかくても反発が少ないマテリアルと反発の多いマテリアルがあります。例えばグラスフィン=硬いのが一般的ですが、薄くすることで高反発なフィンになります。コンポジットのフィンなどは柔らかい割に返ってきづらいので、パワーのある波で抜けてしまったり、掘れた波ではトップターンへの入り口でルースしてしまったりします。

6.CONCAVE 最近特に追求されているのがコンケーブで、フィンの面に凹凸を出すことで水流をルースさせたり、逆に抵抗を生んだりしています。サイドフィンに関して言えば昔は片面が膨らんでるのが一般的でしたが現在は凹んでいたり、逆に膨らんでるものも出てきています。正直、同じ素材で比べれるものがないので僕はまだまだ研究中ですが、膨らんでいる方がルースで、凹んでる方が最後のヘリで波を捉えてるのかな?と思っています。

とあり、この全てそれぞれが密接に関わっています。

また、練習内容によっても僕が推奨するフィンは変わり、例えばサイドテイクオフやちゃんとしたターンを練習したい方には体重の割に大きめのベースのフィン、ターンの切り返しを練習しているのであれば特にセンターフィンのHEIGHTが低めのフィンをつけてもらうことで切り返しを助けてくれます。 そしてシェイパーやモデルの特性によっても、それを損なわない範囲で乗りたい波に合わせて変えてます。

同じテンプレート(形)でも6の素材が変わるだけで乗り味は変わります。

僕は現状FUTURESFINをメインで使っているのですが、

・F4 ・BLACKSTICKS F4 ・ALMERRICK M ・BLACKSTICKS ALMERRICK M ・ALMERRICK L ・JORDY SMITH S(結構小さかったのであまり使ってません) ・JORDY SMITH M ・EA ・BLACKSTICKS EA ・Control EA carbon ・JohnJohn S(2年ほど前まであったSは現在XSになってます)

・JohnJohn M ・WadeTokoro

をボードとの相性、波との相性、気分で使っています。このボードにはこれだな〜とアウトライン(ベース/ハイト/エリアなどの大きさの外観)が決まってくると、フェイスの硬さや広さでフィンの素材を変えることで少し乗り味を変えることができます。

Control F4も狙ってるところですが、現在使ってるボードの中にマッチしそうなのがイマイチ攻めあぐねてます。(合いそうなやつはFCS2にしてしまいました。。)

今日は波がヒザ〜モモと小さかったので前にクアッドで乗ったこいつ


MauriceColeシェイプのSHIVAをトライで乗ってみました。


ベースが比較的あるアルメリックのMで、短い(5' 6 1/2)ボードながらもホールド感を強めにその分をシングルフィンボックスにパフォーマー(FCS2のMカテゴリでベーシックなテンプレート)をセットアップ。通常クアッドかシングルスタビで乗るボードなのを小さいフェイスで小刻みにターンしやすくするつもりでした。

結果は狙い通り、トライフィンになることでレスポンス良く、今日のモモくらいの波で4回クイックにターン入れれて狙いがはまった感じです。

ということは、以前とはまた違うフィーリングを手に入れたということでますます欲しくなりました。。

こっちは間も無く手元に来るであろう、TokoroのMXM、日本の通常のビーチブレイク全般にフィットするオールラウンドボードです。


使うコンディションが風波含めたやや力無い腹〜胸くらいが多いので、このボードにはベースが自分の持ってる中では広めであまり固すぎないフィンか、センターの小さいセッティングのフィンを使ってます。

ゴッドハンドの工場長、ゆりさん。


リペアもラミネートもサンディングも日本が世界に誇るゴッドハンドだと思ってます。

いつもわがまま聞いていただきありがとうございます!

フィンの話は尽きないのですが、時間が尽きたので今日はこれまでで!

いつも読んでいただきありがとうございます!

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